A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

3D Opera

Apr. 26th, 1998

 

 マラソンが終わってから、走りに行くのをとりあえずやめてしまっていますが、水泳ともう一つスポーツを始めました。
 以前からねらってはいたのですが、昨日ローラーブレードを買ってしまいました。計画的衝動買いで、$170(約2万円)でCoolbladeというものを入手! 今日もアパートの裏の海岸沿いのバイクコースを走ってきました。


 UCLAで、3Dオペラ"Monsters of Grace 1.0"という公演をやっているので、Webでチケットを予約して見てきました。$35.00のオペラというのは日本で考えると安いのかもしれませんが、今の私の感覚で言うと、かなり高いチケットを買った気がしました。

 デザインおよびビジュアルコンセプトをRobert Wilson、音楽をPhilip Glassが担当しました。この2人がどれ位すごい人達かというのかは私には分かりませんが、新聞を読む限りではこの2人が手を組むということ自体がかなり話題を呼んでいました。


 構成は舞台でのオペラと、所々で降りてくるスクリーンに投影される立体映像で構成されていました。投影は70mmの映写機を2台使って行われていて、紙フレームの偏向メガネが使われていました。

 席が2階の横の方であったため、映像を見るに当たっては最悪のコンディションでした。しかも2階最前列だっため、スクリーン中央に落下防止用のフェンスが重なり、かなり映像の邪魔をしてくれました。それでもCGの立体効果はよく出来ていて、1階席中央であればかなり迫力ある映像が楽しめたと思います。
 このCG映像はすごくスローなもので、抽象的な映像が多くをしめました。メスで手を切る映像が、パンフレットなどにも使われていますが、これは印象的なよく出来たCG映像でした。


 音楽も耳に残るいい音楽だったとは思うのですが、オペラの歌詞がほとんど分からなかったせいか、この公演自体は残念ながら余り印象に残りませんでした。
 また別の3Dものに期待!!