Sound Class
Apr. 7th, 1998
この間の日曜日、4月の第2日曜日からDay Saving Time夏時間が始まりました。夜中の間に1時間スキップしてしまうので、感覚的には1時間を損するかたちになります。
このため、夕方の7時が今までの6時なので、突然1時間日が延びたように感じます。
今朝、映画テレビ学部の音響学科の授業に”もぐり”ました。私の所属するコンピュータ・アニメーションのクラスを取っている同学科の学生が、今日のクラスは面白いという情報を前日に流してくれたからです。
朝9時からのクラスなので、8時にはアパートを出ました。通勤している日本の多くの人はこれよりも早い時間に家を出ているのでしょうが、夏時間の関係上まだ気分的には朝7時に家を出たような感じで、すごく早く感じました。
今日のクラスは、ドルビー研究所の副社長Ioan Allenの講演でした。
フィルムのサウンドトラックについて、歴史的な背景を交えて分かりやすく説明してくれました。
1930年代のモノラルのアナログ・サウンドに始まり、ステレオ、サラウンド、Dolby、デジタル化、そして現在のDTSやSDDSにいたるまでの流れがよく分かりました。
それぞれ代表的な作品も上映され、オリジナルの「スターウォーズ」第1作や、「フォレストガンプ」などもその中にありました。
このクラスが毎週行われるNorris Theater(もちろん学内にあります。)は、SDDSにも対応している(そう聞いています。確か。)素晴らしいシアターです。
来週は、あの「タイタニック」の編集をしていたConrad Buffが講演に来るので、また「もぐり」たいと思っています。