LA Marathon
Mar. 29th, 1998
ロサンゼルス・マラソンが終わりました。天気予報はずっと雨、しかもstormだと言っていましたが、大ハズレもいいところ、抜けるような晴天に恵まれました。気温もそれ程あがらずマラソン日和でした。
私の結果はというとボロボロで、記録は5時間1?分でした。
朝6時半にアパートを出てダウンタウンへ。道が混んでいるといけないと思い、ハイウェイを使わずに行きましたが、既にマラソンのために閉鎖されているところがあり、少し遠回りになってしまいました。それでも、余裕を持って到着。
上空には飛行機が文字を描いています。大きく"? ? ?"。みんな、これは一体何だろうと言っていました。
駐車場で隣に車を停めていたおじ(い)さんと少し会話。おじいさん曰く、「マラソンを走るんだったらば、週に少なくとも20マイル(約32km)は走らないといけないな。ま、週に2、3回は休みを入れて。私の場合は40マイル走るけれども。」
ご説ごもっともですが、私は週に一回しか練習していないとは言えませんでした。(^_^;
スタート前にアメリカ合衆国国家が斉唱されました。自分のために?歌われていると思うと、不思議な気持ち。
8時45分、スタート! 私がスタートラインを通過するまでに5分。おっ、スタートラインにはあのモハメド・アリがいます。確かアリはアメリカのスポーツ大臣が何かだった※ような気がしますが。
※ 調べる限り「スポーツ大臣」のような経歴はありません。(2023年3月)
沿道には陽気なアメリカ人がたくさん応援してくれています。バンドが演奏をしていたり、合唱をしていたりと、日本のマラソンでは余り見かけない光景がそこにはありました。
"Keep going. Keep going. You can do that!"
"Look'n good. Look'n good. You are almost there!!"
"Hey you guys. You are looking like a champion to me."
などなど、色々と声をかけてもらいました。
13マイル過ぎの中間地点を2時間10分で通過。なかなかいいペースで行きました。が、16マイル過ぎで鉛を入れたように足が重くなってきました。練習不足のせいでしょうか。
20マイル過ぎから右膝に痛みが出てきて、余り走れなくなりました。しばらくして左膝にも同じ痛みが出て走るのを断念。歩いている分には痛みがないので残りの7、8マイルはひたすら歩き続けました。
沿道にはバナナやオレンジ、そしてゲータレードがあるので、残りはひたすら飲み食いウォーク。や~、しかし歩くととて~も長い!!
ゴール直前の1マイルは最後の力を振り絞って激走。体力はまだ残っていたので、他の走者をゴボウ抜き。それでもゴール直後はふくらはぎが痙攣を起こしそうでした。(^_^;
朝に話したおじいさんとの会話が身にしみました。
かくして長い長いロサンゼルス・マラソンは終了。しばらくは膝の痛みとお友達かもしれません。