A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Kendama

Oct. 10th, 1997

 

 ロスもかなり冷え込むようになってきました。朝晩は10度前後まで気温は下がっているようです。それでも日中は25度以上になることも珍しくなく、寒暖の差がすごく激しい毎日です。
 気温は低くなっているのですが、まだまだ樹々が緑のせいか、あるいは日本特有の高い秋の空がないせいか、私は秋の気配を全く感じません。
 日本ではそろそろ、富士山が奇麗に見える朝が増えているのではないでしょうか。


 日本からお土産として「けん玉」を持って来ました。大学で何かとお世話になっている助手?のMarにプレゼントして、Marの机の上に飾ってあります。

 聴講している「キャラクタ・アニメーション」の講義では、よくアニメーションの宿題が出て、描いたアニメーションをコマ撮りしなければいけません。コマ撮りの機材は2セットあるのですが、当然講義の当日は機材の待ち行列ができます。待っている間に私はたまに「けん玉」をやっていることがあるのですが、スティーブという学生が「けん玉」にとりつかれてしまいました。
 昨日もさんざん「けん玉」をやって、こう言っていました。


"It's so much frustrating, but so much fun. I can not stop!"

 

 彼のこの言葉が、「けん玉」の魅力(魔力?)をよく物語っています。彼の上達もかなり早く、大皿と中皿をうまく使ってリズムよく遊んでいます。

 ほ~ら、今日も「けん玉」の乾いた音と一緒に、彼の声が向こうから聞こえてきます。

"Moshi Mo-shi Kame-yo, Ka-me-san yo--. Wow! Yahoo!!"