A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Security

Oct. 12th, 1997

 

 

 まだまだ珍しい事、びっくりする事がたくさん起こります。レポートしたいことが追いつかないのが現状です。私のコンピュータのneta.txtというファイルに、ちょっとしたネタが書きためてあります。


 昨日ついにミニ・コンポ(デカ・ラジカセ?)を買いました。非常に財政難ではあるのですが、短い滞在期間です。必要なものは、早目にそろえて使わないともったいない!
 AIWA製のものを税金込みで$194.84で買いました。テーブルと椅子以外は全く物を置いていない広いリビング・ルームの床に、ポツンと置いて使っています。
 もともとBASSのよく聞くスピーカーなのですが、物のない部屋では更に音の響きがよく、結構ご満悦です。

 FMの103.5をいつも聞いていますが、この局って日本のJ-WAVEと何か提携をしていますか? 「コ~スト、ワンオースリ~、ポイント、ファ~イブ!」というこの言い回し?、日本で聞いていたような気がしてならないのですが、私の気のせいでしょうか?
どなたか「知ってる、知ってる」っていう人、ご連絡下さい。


 ロスでのSecurity関係に携わる人の数は、日本のそれと比べものなりません。このSecurityというのは、盗難を含めた犯罪防止のためです。

 アパートには24時間体制のSecurityがいます。アパート内も、駐車場を含めて見回りをしています。ベランダで一人で遊んでいた幼児を見つけて、親に通知をしている場面に出くわしたこともありました。アパートのSecurityがここまでしっかりしているの
はそれほど多くはないようですが....。

 USC内にもUSC Securityというのがあって、そのパトカーみたいな車も走っています。また、各部屋には鍵がしっかりと付いていて、(この為私は学校関係だけでも5つの鍵を持ち歩かなければなりません。)午前11時以前、午後5時以降は鍵だけではなく、セキュリティー・コードも必要になる部屋さえあります。

 ショッピング・モールや大型の電気店などもSecurityはしっかりとしています。たまに行くFry'sという電気店は、まず入り口で荷物チェックがあります。盗難防止のため、電化製品を持っていれば、それを事前に通知しなければいけません。ザウルスを持っ
ていたので、それを所定の紙に書かなければいけませんでした。
 更に店を出るときも全て持ち物検査です。買った商品の入ったカート等を、レシートと照合して調べるのはもちろん、個人の鞄の中も見せなければいけません。

 街の中でも警官ではない、Security会社の人がたくさん歩いています。警棒みたいなものを持っているだけではありません。この間初めて気が付いたのですが、こうした人達も腰に銃をつけているではありませんか!! ビックリです。


 こうした人達がいるから街は安全。いえいえ、こうした人達がいなくても大丈夫な街が、本当に安全なのでしょう。
 日本でも物騒なことは色々ありますが、少なくとも現在の治安は維持してもらいたいものです。