A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Cigarette butt PART2

Oct. 22nd, 1997

 

 

 車社会のロサンゼルスにも、あちらこちらに線路の跡があります。その昔は列車も随分と走っていて、人々の交通手段になっていたそうです。聞いた話によると、フォードがその鉄道会社を買収して、車を売るために廃線にしてしまったとか。(※)
 そんな話を以前に日本で聞いたこともありましたが、それがロサンゼルスだったのでしょうか?

(※) アメリカ路面電車スキャンダルのことだと思われます。ここに登場するのはフォードではなく、ゼネラルモーターズです。(2022.10.22)


 今日は朝一番で、アパートのマネージメント・オフィスに乗り込みました。昨日たたきつけられた”挑戦状”に受けてたたねばなりません。「火つきたばこ投げ捨て疑惑」も終盤を迎えました。

 Mickeyという名前のマネージャーなので、当然男性だと思っていました。ところがMr. Mickey Hornはいるかと聞くと、"No!! Ms. Mickey Horn."と言われて、ちょっと出鼻をくじかれてしまいました。

 さて、マネージャーの部屋でしばらく話をして、私はたばこを吸わないし日中はいないことなどを話すと、「そう、あなたじゃないのね。それじゃ、これは忘れて。」と言って、持っていた昨日のレターをスッと自分の方へ引き寄せると、自分でゴミ箱へ捨ててしまいました。
 疑惑は晴れたものの、疑ったことに関しての謝罪は全くありませんでした。何か納得がいきません。もう少し文句を言おうかとも思ったのですが、こうした時にどこまで言っていいのかよく分かりません。また単語の選択にも微妙なものがあるかと思います。

 「証拠もないのに私を疑って、しかもこんな退居を示唆するような手紙までよこして失礼だと思わないのか。」と言いたかったのですが(英語で言えたかどうかは別として(^_^;)、余計なことを言ってまた話がこじれるのは得策ではありません。ここは黙って退散です。