A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Titanic

Jan. 25th, 1998

 

 

 マン・チャイニーズ・シアター※1で、「タイタニック」を見てきました。これは日本でも見たので2回目です。同じ映画に2度行くのは一体いつ以来でしょうか?

※1 1973年から2001年までは、マン・シアターズ社の買収で「マンズ・チャイニーズ・シアター」という新たな名称で知られていた。2000年にマン社の経営権を引き継いだパラマウント映画とワーナー・ブラザースの共同所有となり、2002年に再び「グローマンズ・チャイニーズ・シアター」へと名称を戻した。

 「タイタニック」は、先日ゴールデン・グローブ賞で、(ジェームズ・キャメロン待望の?)最優秀監督賞などの4部門を受賞をし、アカデミー賞でも最優秀視覚効果賞などいくつかの部門で有力候補です。

 さて、このシアターでは70mmで上映されているはずなのですが、(オリジナルは35mmなのでブローアップしたものですが、明るくて奇麗だというもっぱらの噂でした。)その違いが残念ながら感じられませんでした。映画の予告編の時から、映写機にも注意していたのですが、本編が始まった時にも映写機を変えた様子もありません。予告編も70mmであったか(中々考え難いですね)本編が35mmだった(この可能性が高い)のだと思います。

 作品に関してのコメントを一つだけ。シナリオ的にも素晴らしいことはもちろんですが、私の印象はとにかくカットの切り替えが美しいということです。


 さて、このシアター(というかアメリカのシアター)だと観客の反応が素直です。憎いやつが殴られると歓声、レオナルド・デ・カプリオがタキシードできめて登場すると(レオ様~! ^_^;)また歓声。日本の劇場のように初めから終わりまでおとなしくシ~ンと見ているよりも、私はこちらのスタイルの方が好きです。

 作品の最後は当然のように拍手です。長~いエンドロールも最後まで見ている人が結構います。(日本では最後の方はほとんど誰もいませんでした。)

 デジタル・ドメインのところに、Yamaguchi, Shiozawa, Soriと、3人の日本人の名前があります。かなり探すのは困難ですが....何となく探してみて下さい。