A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

USCard

Sep. 10th, 1997

 

 ロスに来てからほとんど雲を見ていません。地平線の低い所にかすかに雲が認められることはありますが、雲が頭上にあることすらありません。日に日に肌がいい色になっていきます。

 ついにID Card(USCardという)を入手しました。

mycard.usc.edu

 まずは申請していたSSN(Social Securty Number)を電話で事前に教えてもらうことから始まりました。オフィスに電話をすると、なぜ事前に番号が必要なのかと聞かれます。大切な番号なので、オフィスも慎重なのでしょう。ID Cardの発行と、銀行の口座を開くためだと答えると、教えてもらえました。
 申請の際に不思議に思った謎が一つ解けました。申請用紙に、母親の旧姓を書く欄があったのです。電話で本人であることを確認するために、誕生日、出生地とともにこれを聞かれました。なるほど、母親の旧姓というのは、なかなか本人以外は知らないものです。

 この番号を持って、Cardを発行してくれる所へ行きました。ところがこんどはそこで、あなたがVisiting Scholarとして映画・テレビ学部が受け入れる旨書かれた証明書を持ってきてくれと言われてしまいました。
 再び映画・テレビ学部の建物へ歩いて戻ります。キャンパスが広いので、こうした間にもどんどん肌が焼けていきます。
 ワインバーグ教授の助手?のMarに頼んで、証明書を作ってもらおうとしましたが、彼の授業中のため1:00まで待たなければなりません。Marの机に証明書を作ってほしい旨メモを残して、ランチでも食べに行きましょう。今日のお昼は....ピザにしよう。
 もう私の体の30%位が肉とパンになったでしょうか? 米と魚の含有量が0%になったとき、私も立派なアメリカ人!?

 1:00過ぎに戻ると、MarがLeila(秘書のような人でしょうか)に頼んで証明書を作ってくれていました。また、私の作業用パーティションも、もらいました。パーティションで区切られた自分の机というものはいいですね。あこがれのスペースです。ここにコンピュータもあれば言うことなしですが、残念ながらデザイン用のスペースということで、マシンを使用する時は別の部屋に行かなければいけません。
 マシン室で、ログイン・アカウントを作ってもらいたいのですが、これもUSCardができてから。あわてない、あわてない。

 証明書を持って、またカードを発行してもらう所へ。その場で写真を撮って5分待てばできあがり。ついにUSCardを入手しました。色々と手間がかかっただけに喜びもひとしお!?
 ああ、早く学割が使いたい。