A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Rent a car

Sep. 8th, 1997

 

 今日もまたわずかな進歩がありました。アメリカはやはり車がないと、どうにも動けない社会です。とりあえず車を買うまでのつなぎとして一週間車を借りました。Cavalieです。

Toyota Cavalier Rearlights.jpg

 これは本当に偶然なのですが、私の大学時代の研究室の先輩でTBSに勤めている山口さんという方が、同じUSCに来ています。昨日までは、山口さんにあちらこちらへと連れて行ってもらいましたが、大学に行くウィークデイもずっと行動を共にするわけにはいきません。

 ホテルのフロントに頼むと、レンタカー会社の人が車で迎えにきてくれます。オフィスに行って、手続きを済ませればそこからもう車に乗れます。ガソリンが満タンになっていて、満タン返しが日本の常識ですが、これも所変われば何とやら。「今メーターの1/4だけガソリンが入っているから、同じだけ入れて返して下さい」だって....。

 とりあえず右側通行の練習とばかりに走ってきました。こちらに来て4日目となると、体と目が右側通行に慣れています。ハンドルが左側にあるせいか、思ったよりも違和感なく走れます。借りる際に一番いい保険にも入りましたが、慎重に! 大学に行くまでの道を途中まで走って、帰りは別のフリーウェイで。文字どおりタダのフリーウェイなので、本当に有効です。
 途中のジャンクションで曲がりそこなって、ちょっと違う方向へ。とりあえず、フリーウェイを降ります。自分で走っていると何となく方向感覚があり、気にせず下道をホテルの方だと思える方向へ。ロスでは山が見えているので、方向を全く間違える心配がないのが助かります。しばらく走ると、見覚えのある建物が。ホッ! 無事にホテルに到着。


 もう一つの進歩は、My Sweet Homeで水と電気が使えるようになりました。ここでは、水と電気を同じ会社が管理しています。私達にとっては何とも不思議ですが。ただ、まだ電話が使えないのと(そろそろ電話機を買っておかないと....。)、荷物がまだ届いていないので、もうしばらく我が豪邸!?には住めそうもありません。


 ここではダイアナさんの追悼歌、"Candle in the Wind"が頻繁に流れています。ある意味で大ヒットと言っていいかもしれません。テレビでもラジオでも毎日、毎日。この分ではダイアナ版のCDも出るのでは....。

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 合理的な社会だとよく言われるアメリカですが、?ということもあります。スーパーのレジの所に、袋につめる専任の人がいるのです。"Paper or plastic?"と聞いてきます。プラスチックというのが、日本のスーパーで使うビニールの袋で、紙の袋か好きなほうにつめてくれます。
 山のようにまとめ買いをするアメリカだから必要なのか、あるいは高齢者に対する配慮か、その本当のところは分かりませんが、とりあえず明日の朝食のパンと牛乳とサラダしか買わない私には余り意味がありません。


 家に住めるようになるまで、ジプシー生活?です。今日は別のMarriotホテル、Courtyard Mariot(310-822-****)に移ってきました。ここが最初私が間違えたところです。このホテルは私のアパートの目と鼻の先なので何かと便利なのですが、予約が一杯で明日は泊まれるか分かりません。車があるので場合によっては荷物とともにまた別のホテルへ移動です。
 やっぱりジプシー?