A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Roller Blade

Jun. 1st, 1998

 

 "Godzilla"はかなり苦戦しているようです。Sonyが掲げた高~い目標にははるか及びそうにもありません。しかし公開中の映画の中で週末の興行成績のトップは相変わらずキープしています。もう新聞の広告にも"Godzilla"の姿が現れるようになりました。
 こうした中、Robert Redford監督/主演の"The Horse Whisperer"が静かなヒットを続けていて、私も見てきました。内容の好き嫌いはあるでしょうが(私は好きです)、映像の美しさを見に行ってもいいと思います。特に馬が好きな人にはとてもいいと思います。


 ついに野茂がDodgersを退団することになってしまいました。期せずして、野茂のDodgersでの最後の登板を見たことになってしまいました。やはり地元チームということで、当然日本にいたときよりも思い入れがあります。トレード騒動などの挙げ句の出来事で、すごく可哀想な気がします。


 日曜日に、またローラーブレードで少し遠くまで滑ってきました。

 それ程遠くまで行くつもりはなかったのですが、いつも走っているバイクコースはどこまで続いているのだろうとふと思い、ひたすら、ひたすら南に滑って行きました。
 海岸沿いにずっと続くバイクコースは、これぞ南カリフォルニアと思わせてくれる、非常に気持ちの良い所です。ジョギング、バイク、ローラーブレードと、みんな思い思いの格好でここを走っています。
 他の人を後ろから追いこして行くときには、"On your left!"とか声をかけていきます。

 途中、ちょっとした坂でかなり派手にお尻から転倒してしました。近くにいたお兄ちゃん達が「お~、大丈夫か~?」と声をかけてくれました。「あ~、大丈夫だ。ありがとう。」とは言ったものの、結構痛かったので、しばらくそこに座っていました。すると今度は彼らが「おい、一緒にビール飲むか?」と、缶のバドワイザーを差し出してくれるではないですか。さすがに酔っ払いブレードもまずいので、お礼を言ってその場を滑り去りました。

 これでお尻に大きな青あざをつくってしまいました。(^_^; バックで滑ったりするときの邪魔になるので、右足後ろに付いているブレーキを出掛けにはずしたのですが、これがあれば転倒は免れていたかも....。ま、世の中だいたいこんなものですね。

 ひたすら滑ること約2時間。バイクコースの果てと思われる所で折り返してきました。(帰ってから調べたのですが、コースはあともう少し南まで続いていたようです。) もともと出かけたのが3時過ぎだったので、アパートに帰り着いたのは夜の7時近くになっていました。7時でも夏時間なのでまだまだ明るいですが。

 きっと40km近く滑ったのではないでしょうか?