A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Godzilla Got Top1

May 25th, 1998

 

 若乃花横綱昇進、松田聖子再婚など、日本は色々と話題が多いようですが、ロサンゼルスは相変わらずの~んびりとしています。ま、ドジャースピアッツァは何かと話題を提供してくれましたが。


 夏休みになってUSCの学生はめっきり減ってしまいました。そのため、最近はシステム管理者のAnthonyと一緒にお昼を食べることが多くなっています。
 私とほぼ同年代の彼は、若者文化の発信地のVenis育ちで、アメリカの現代英語(俗語)をバリバリに使います。話をしていると、かなり英語の勉強にもなります。

 彼はマルチメディア関係の、フリーのテクニカル・ディレクターでもあり、色々と話も合います。彼はマレーシアで働いていたこともあり、そのときの面白い話を聞きました。
 システムの立ち上げを手伝っていて、たくさんのマシンをセッティングをほぼ終えた段階で、偉い風水師がやってきたそうです。風水師はシステムの診断までするそうで、今までやってきたセッティングに色々と文句を?つけるのだそうです。

 マシンをここに置くのは良くないからあっちに置けとか何とか。この辺までは風水師と聞けば想像できる範囲なのですが、その次にはマシン名を一々調べてはこれは良くないだとか言い出したそうです。挙げ句の果てには、このIPアドレスはダメだから使うなときて、彼に言わせれば、
"Are you crazy?? What the hell are you tolking about?"


 さて、"Godzilla"その後です。私が見た感想は、以前にも書いた通りかなり良いものだったのですが、周りの学生他には余り好意的な反応はありませんでした。やはり以前からの「ゴジラ」を期待すると、かなりのギャップを感じるのでしょう。さて、最初の週末を終えて興行成績はどうだったでしょうか。

 Sonyは、"The Lost World"が樹立した公開週末の興行記録9070万ドルを破る9600万ドルを目標としていましたが、結果は4900万ドル。今日もMemorial Dayで祝日ですが、この日を含めた4日間の興行成績も6200万ドル程度になるようです。
 数字的には目標値の半分ではありますが、これは通常で考えれば充分なヒット作です。今年公開になった映画の中では最高の数字です。ほぼ同時期に公開になっている"Deep Impact"(1550万ドル)に大差をつけて、週末興行成績のTop1に躍り出ました。どちらかというとネガティブな噂が先行している"Godzilla"ですが、来週末数字が伸びるかどうかでとりあえずの答えが出そうです。


 "Titanic"がどうしたことか、公開後157日もたったのに再びTop10に戻ってきました。氷山にぶつかったTitanic号は、実際には数時間で沈んでしまいましたが、映画の方は不沈船のようです。