Academy Award
Mar. 23rd, 1998
ただ今現在、アカデミー賞の授賞式が行われています。「タイタニック」は前評判通りオスカーを着実に集めています。
アカデミー賞というイベントは、アメリカ人にとってはかなり大きなイベントです。ハリウッドのお膝元、ロサンゼルスではなおさらです。
私も今日の帰りにアパートのエレベーターで一緒になったおじさんに、"Enjoy Academy Awards Ceremony!!"などと挨拶してみました。
テレビ中継では、会場隣の我らがUSCも背景に写っていました。さて、会場となっているUSCとなりのShrine Auditoriumの今日の様子はというと....。
まずは上空をヘリコプターが、バタバタバタバタ。報道関係と警察関係のものですが、数えること8機ほど。一日中、大学の上空にいるのでかなりうるさいものです。
それに加えて、横断幕を引っ張った軽飛行機が飛んだり、アカデミー賞とは直接関係のない企業の広告用飛行船が飛んだりします。
更にロサンゼルスを飛び立ったばかりの大型旅客機がそのすぐ上を飛んで行くので、空の上は大忙し?!です。
3時過ぎから、俳優、女優、監督その他映画関係者を乗せた長~いリムジン(これが本当に長~~~いんです)が続々と到着します。私を含めた野次馬がたくさんいますが、残念ながら誰が着たのかはさっぱり分かりません。
到着する有名人達を見るための特設スタンド(この入場券を入手するために徹夜する人もたくさんいます)からワーワーキャーキャー黄色い声が聞こえてくるだけです。
こうした中、"Hollywood needs Jesus"などのプラカードを持った人も立っていたりして、こういうことは万国共通なようです。
さて、各部門のオスカーの行方に関しては新聞その他の報道にまかせることにしますが、授賞式のテレビ中継に関して少し。
このセレモニーはTVショーとして定着しています。過去のオスカー受賞者を集めたり、過去の授賞式の名珍場面を編集したりと盛りだくさんです。何といってもオープニングの、ノミネート作品をつなげ合わせ作った、超豪華パロティー映画には笑わせてもらいました。
プレゼンターとして、ショーン・コネリーが007のテーマで登場したり、特撮の歴史的フィルムを流したり、ノミネート作品のテーマ曲の生演奏があったりと、映画ファンにはたまらない演出?が一杯です。
番組中のCMもかなり凝っていて、30秒CMが中心です。
4時から始まったAcademy Awardsの特別番組は、(別に4時からずっと見ている訳ではありません。念のため(^_^;)夜の10時半まで続きます。
その後ハリウッドのあちらこちらで、パーティーが開かれますが、さすがにそこまで追っかける気にはなりません。
p.s. TITANICが獲得したオスカーの速報を....※
※ 以下はやや不正確で、次の日記で訂正しています。(2023年3月)
- Costume Design
- Music
- Sound
- Sound Effect
- Visual Effect
- Original Dramatic Score
- Film Editing
- Original Song
- Art Direction
- Cinematography
- Director
- Picture