A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Alien Resurrection

Nov. 28th, 1997

 

 Thanks Giving Dayに映画「エイリアン」を見に行ってきました。前日に公開されたばかりだったので、夜10時半の回でも(だから?)行列が出来ていました。

 ハリウッドのマン・チャイニーズ・シアターに行ったのですが、音響が非常に良い大きなシアターでした。
 公開後間もない時期にこのシアターに足を運ぶのは、かなりの映画ファンが多いようで、映画の予告編の段階から異様な盛り上がりを見せていました。

 予告編が一本流れるたびに歓声やブーイングが飛び、現時点での映画の評判がはっきりと分かり面白かったです。この中で一際大きな歓声を浴びていたのは、やはり直に公開になる「タイタニック」でした。この間デジタル・ドメインに行った時にある程度映像を見ているので、かなりのシーンのタイタニック号の甲板上の人がCGであることを知っているのですが、大画面で見てもとても分かりませんでした。中にはデジタル・ドメインのTシャツを着た乗客もいるはずです。(^_^;


 最近の映画に出てくるエイリアン(宇宙人)はどれも非常に似てきている気がします。「インディペンデンス・デー」、「スターシップ・トゥルーパーズ」、そして「メン・イン・ブラック」と、かなりベトベト、ネチャネチャした気持ちの悪いクリーチャーです。

 しかしこれらの元祖はやはりギーガの描くこの「エイリアン」だと思います。今回もこのクリーチャーは健在で、観客を驚かせてくれます。作品全体としてもよくまとまっていたと思います。

 今日早くもメイキングの番組をテレビでやっていましたが、エイリアンが水の中を泳ぐシーンや、梯子を登るシーンなどでCGIがふんだんに使われています。この番組を見る限りでは、CGIの制作に使われているソフトは、エイリアスでもソフトイメージでもなさそうですが、果たしていかに....? とにかくどのシーンも本当に良
く出来ています。
 エンドロールを見ると、CGシーンは3社位が担当しているようですが、メジャーなプロダクション名は見当たりませんでした。

 

Blue Sky Studiosなどがビジュアルエフェクトを担当していたようです。(2022年10月)