A Quarter Century Ago Today 25年前のロサンゼルス日記

25年前にロサンゼルスに滞在していた時の日々の記録。25年後のその日に公開していきます。

Inpact Lab

Sep. 25th, 1997

 

 今日も夜のアニメーションの講義を受けてきました。今日はデッサンを行いました。モデルのポーズを描くのですが、私にとっては色々と面白いことがありました。モデルの人が一定時間毎にポーズを変えていくのです。始めは3分からスタートし、1分半、1分とどんどん与えられる時間が短くなり、最後は10秒です。人のポーズを見て、その骨格構造を瞬時に頭に入れ、正確に描写する訓練には最適です。

 この他にもモデルのポーズを30秒見て頭に入れ、あとは何も見ないで描写したり、一連の動きを30秒ずつ行い、これを一枚の紙に多重露光のように描いたりしました。美術系の大学ではきっとこういうことをやっているのではないでしょうか。

 講師のTom Sitoは、元ディズニー、現在はドリーム・ワークスのバリバリのアニメーターで、さすがにその腕は素晴らしいものです。講義が終わった後に、ちゃっかり「美女と野獣」の絵を彼女のために描いてもらっている学生もいました。


 研究の方はというと、下調べのフェーズで遅々として進みません。クラシックな手描きアニメーションをやるには素晴らしい環境ですが、少しシステムよりな開発を行うとなると、ちょっと厳しい環境ではあります。
 SGIマシンがたくさん置いてあるInpact Labという部屋が二つあります。この内、大きい方の部屋にはCrimsonが2台、Indigo(Indigo2ではありません)が3台、O2が10台、そしてフィルムレコーダのソリティアⅡとディスクレコーダのアベカス、ベータカムのビデオデッキなどがあります。アカデミーライセンスで全マシンでSoftimageAliasが動くのは素晴らしいのですが、コンパイラなどの開発環境を持つマシンは1、2台しかありません。

 CG室で使っていたimg2accomという収録コマンドが、ここではimg2abksというコマンドに変身して既に稼動しています。(^_^;

 コンピュータ・サイエンスを専攻していて、今年から修士課程になるというErik君が、私達の「絵画風CG」のプロジェクトに加わりました。これでRichard(ワインバーグ教授)とErik、そして私と、一応プロジェクトの構成要員は3人となりました。が、まだまだお互いの頭の中に思いえがいているものはバラバラで、前途多難なことだけは確かです。